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【本】山中伸弥、緑慎也 『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』

本書は面白くて、一気に読み終えてしまいました。山中教授の色々考えてきたことを学べるだけではなく、分子生物学の基礎的な部分も、例え話を使って平易に説明されています。分子生物学について初心者である私には、大変勉強になりました。

本書内で以下の言葉が印象に残りました。(順不同です。)

  • 「先生の言うことはあまり信じてはならない。」 これは、僕が博士課程のときの指導教員にも言われました。私の指導教員は、「研究者になるには、自分のテーマについては一番にならないとダメで、指導教員も抜かないと一人前にはなれない。」ということで仰られていました。そのことを、思い出しました。初心に返れた気がします。

  • 「VWが重要である。」 VはVision(長期目標)、WはWork hard(ハークハード)を意味すします。良い研究をするには、どちらがかけてもダメということです。日本人は往々にして「W」は特異だけでど、 「V」が欠けがちであると書かれていて、なるほど、と思いました。

  • 人間万事塞翁が馬。」 山中教授が好きな言葉とのことです。

  • 阿倍野の犬実験はするな。」 誰かの二番煎じ、三番煎じの研究はするなという意味です。研究者としては当たり前なのですが、目先の業績(論文数)などばかりに目がいってしまうと、二番煎じ、三番煎じに陥りがちです。たまには、自分の研究がそうなっていないか、客観的な視点で確認していきたいです。

研究者を目指す方々にもおすすめです!