Funactional Mathematicianのブログ

数学(含む、統計学)で考えていることや、PC(特にMac)のTipsについてのメモの集合です。本blogに書かれている内容は、記事を書いた時点での僕の知識や調査によるものです。そのため、僕の不勉強による間違いや勘違いなどが書かれていることもあり得ます。記事の内容の真偽について、ご自身できちんと確かめて下さいますようよろしくお願いいたします。また、不適切な表現や間違えについては、ご指摘頂けると助かります。 (なお、記事の内容は、所属機関を代表するものではなく、僕個人の見解です。)

文を作る習慣

(1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。 週に1回以上の更新を目標としているのですが。)

さて「文を作る(書く)」ということは、
 ◉ メールで他人に、要件を伝える。
 ◉ 重要な事項を忘れないために、自分用にメモを残す。
などの日常生活から、さらには
 ◉ 研究成果を他人に伝える。
などの研究者としての生活の中でも、とても重要な要素かと思います。

日本語にしても英語にしても「文を作る」ということを、毎日少しでも良いので継続して行うことで、だんだん慣れてきて上達していくのではないか、と最近感じます。

たとえば、研究費の申請時期や年度末の報告書ラッシュの時期などは、少しだけ「文を作る」ことが楽になっているような気がします。 また、論文を書いているときも、書き始めの時よりも書き終わる直前の時の方が、述べたいことを早く文章に書き起こすことができる気がします。

ということで、論文であれ、研究費の申請書であれ、ブログであれ「少ない時間でも毎日なんらかの文を作る習慣」をつけたいと思います。 できれば、毎日「日本語の文も英語の文も作る」ことを習慣にする、と言いたいところですが、まずは「日本語・英語問わず何かしら文を作る」ことを習慣にしていくことからスタートでしょう。

そして、ただ漠然と文を作るのではなく、他人にわかりやすい文を作るために、まずは以下のことに注意していきたいです。

● できるだけ同じ意味でも簡単な単語を使う。
● 文の構造をわかりやすい形になるように工夫する。

文を作ることが習慣化されてきて、わかりやすい文を書くときに注意したら良いことがわかってきましたら、追記していきたいと思います。*1

最後に、日本語でわかりやすい文を書くための参考書として『どう書くか―理科系のための論文作法』を*2、そして「文を作ることを習慣化する。」ことについては『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)』を強くオススメします。*3

どう書くか―理科系のための論文作法

どう書くか―理科系のための論文作法

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

*1:まずは、習慣化するところが重要だが。

*2:僕が博士課程で英語論文を書き始める前に、まずは「日本語の書き方を勉強すべし」と当時のボスから言われ、この本を読みました。

*3:今日は、このブログ記事を書くことで、日本語の文を作りました。