タイトルのそのままで,LaTeXで欧文の文章を書く場合にはscrartcl.clsを用いた方が良さそうです,ということです. つまり
\documentclass{article}
ではなく
\documentclass{scrartcl}
で始めるということです.
LaTeXで欧文の文章を書く場合は,多くの本やWebsiteでは呪文のように\documentclass{article}で始まっていますが,article.clsは余白が広すぎると誰もが思うでしょうし,その他いろいろな調整のデフォルトがいまいちと感じます. そこで,\documentclass{scrartcl}で始めるように改めるだけで,少し不幸せが解消します*1.
現時点での僕のLaTeX欧文文章の始まりを,メモしておきます.
\documentclass[a4paper,abstract=on]{scrartcl} \frenchspacing \linespread{1.2} \usepackage{geometry} \geometry{ a4paper, total={170mm,257mm}, left=20mm, top=20mm, }
*1:scrartcl.clsの場合,\begin{abstract}~~~\end{abstract}で概要を書いても,見出し"Abstract"がデフォルトでは出ないようです.見出し"Abstract"を表示するには,[abstract=on]のオプションが必要です.