Funactional Mathematicianのブログ

数学(含む、統計学)で考えていることや、PC(特にMac)のTipsについてのメモの集合です。本blogに書かれている内容は、記事を書いた時点での僕の知識や調査によるものです。そのため、僕の不勉強による間違いや勘違いなどが書かれていることもあり得ます。記事の内容の真偽について、ご自身できちんと確かめて下さいますようよろしくお願いいたします。また、不適切な表現や間違えについては、ご指摘頂けると助かります。 (なお、記事の内容は、所属機関を代表するものではなく、僕個人の見解です。)

LaTeXで欧文を書く場合はscrartcl.cls

タイトルのそのままで,LaTeXで欧文の文章を書く場合にはscrartcl.clsを用いた方が良さそうです,ということです. つまり

\documentclass{article}

ではなく

\documentclass{scrartcl}

で始めるということです.

LaTeXで欧文の文章を書く場合は,多くの本やWebsiteでは呪文のように\documentclass{article}で始まっていますが,article.clsは余白が広すぎると誰もが思うでしょうし,その他いろいろな調整のデフォルトがいまいちと感じます. そこで,\documentclass{scrartcl}で始めるように改めるだけで,少し不幸せが解消します*1

現時点での僕のLaTeX欧文文章の始まりを,メモしておきます.

\documentclass[a4paper,abstract=on]{scrartcl}

\frenchspacing 
\linespread{1.2} 
\usepackage{geometry}
 \geometry{
 a4paper,
 total={170mm,257mm},
 left=20mm,
 top=20mm,
}

*1:scrartcl.clsの場合,\begin{abstract}~~~\end{abstract}で概要を書いても,見出し"Abstract"がデフォルトでは出ないようです.見出し"Abstract"を表示するには,[abstract=on]のオプションが必要です.